問題の所在

2015.06.17.Wed.21:06
年金事務所が2chに投稿した職員を告発予定との報。
年金機構のウイルス感染問題、2ch書き込み者を告発へ』IT Media

何というか、方向性がおかしいような気がするなぁ…というのがこの記事を読んでの第一印象。
記事本文では質疑内容の前後の文脈がわからないですから何ともなぁ…とも思うのですけど、質問者である議員から「守秘義務違反?」と質されれば、理事長は立場上「Yes」と答えざるを得ず、必然的に「犯罪なら告発すべし」という方向性に繋がるのがお約束。

でも、本件の場合、年金事務所側の対応経緯にそもそもの問題があったワケで、重要な業務上の秘密を洩らしたと杓子定規にいうのはどうかなぁと思う次第。(物凄く)広い意味に拡張すれば、内部告発「的」とも捉えられないかなぁと。

そもそも、この国のカルチャー的に、「内部告発者を守る」といったものが(法制度は別として)事実上確立できていないのですから、、実名で公的機関に告発するなんてのはほぼ自殺行為。だから匿名性を求めて「便所の落書き」をした程度でしょう。それでも結果的に国民が「利益を得た」格好なのですから、敢えてそこに目くじらを立てる必要性は少ない様な気がします。

むしろ、こうした事態に陥った原因を追究し、そうした現状容認してきた責任者こそ追求すべきだし、初動体制を間違えた責任者も特定すべきだし…と、問題追及のピントが矮小化されつつズレてしまったような印象。これでは年金機構の上層部を(自身への責任追及から逃避させることができるので)喜ばせてしまっただけではないのかと(以下ry

記事を読む限りでは、質疑はもう少し方向性を替えた方が良かったのではないかと思った次第デス(^^A


 
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