資本主義と国策の間で

2016.02.25.Thu.20:37
SHARPの再建案が”鴻海”に決まった由。
シャープ、鴻海傘下の再建を正式発表。有機EL2,000億投資、ブランド・雇用維持』AV Watch

一時は産業革新機構案が優位に進んでいると思っていたのですけど、結局こういう着地になったのですね…。
液晶の技術流出云々を憂い、家電業界全体の再編まで織り込んでいたはずなのですが、最終的には外資の札束攻勢に負けたということなのでしょう。というか、より好条件を出した方のプランを採用しないと、シャープの既存株主から経営陣が訴えられるリスクが高い以上、鴻海側が出してきた条件以上に好条件を出せなかった産業革新機構側に敗因があるのですけどね。

産業革新機構は民間資本も入っているとはいえ、大半が政府出資のファンドなので、(業界再編含め)経産省の意向も色濃く反映されているはず。かつて護送船団方式と言われていた時代にはお上の意向に逆らうことは難しかったはずなのですが、今ではこういう着地になってしまったワケで。資本主義が成熟したと喜ぶべきなのか、国益が損なわれると悲しむべきなのか…難しいなぁと思った次第デス。

≪追記≫
…と思っていたら、こんな記事も目にしました。
まだ二転三転あるのかな???


 
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