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価格競争力

2014.12.01.Mon.21:48
AMD製CPUが価格改定で値下げされたとの報。
AMD、A6-7400Kを1,000円値下げ』PC Watch

普段なら単なる価格改定だと気にも留めない様な話題なのですが、昨今の為替動向とそれに伴う輸入商品全般の値上げという状況に逆行する形なので、ちょっと気になった次第。そういえば先週末も似たような記事がありましたっけ…
円安でIntel製CPUの値上がり顕著に、AMD製CPUは上位モデルが値下がり』AKIBA PC Hotline

どんな分野でもそうなのでしょうが、商品自体に魅力が欠けると、価格競争力も枯渇するという見本かと。価格競争力がなくなると財務面が厳しくなり、新規開発へ振り向ける投資余力が乏しくなり…(以下ryといった”負のスパイラル”にならないかと(Athlon64の頃からのAMDファンの1人としては)心配ですな。

我社で扱っている商品(賃貸用建物)でも、最新鋭の物件はニーズや需給バランスを十分に検討し、標準的な水準を超える仕様にしてあることもあって、募集の都度に値上げしていても募集開始から半月以内には完売となってしまう物凄い人気。一方、築後かなり経過した老朽物件は、市場ニーズが移ってしまった要因もあり、募集開始から成約まで半年経過してしまうこともザラですし、募集の都度に価格面でも弱含み。

市場での評価がリニアに価格に影響している事例を見ると、何となく身につまされるなぁ…と感じた次第デス。


 
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