FC2ブログ

不正融資と無謬性

2018.10.05.Fri.20:48
世間を騒がせた(ている)スルガ銀行の問題、当局からの”沙汰”があった模様。
金融庁、スルガ銀に行政処分 6カ月間の一部業務停止命令』IT Media

前職は同業者でしたし、現職は不動産関係なこともあって、本件問題の推移はとても興味深く見守ってきたのですが…
行政処分の内容は何というか(以下ry

6か月間停止される業務は、1)投資用不動産向け融資、2)自宅部分が建物の50%を下回る住宅ローンの新規取扱い とのことですが、既に1)については今年度中の新規融資を自主的に取りやめているとの報道も先月から見聞きしています。そもそも、審査基準(笑)自体崩壊している訳ですから新規判断などできる訳もないと考えるのが道理。加えて、2)はそもそも「住宅ローン」と呼べるのか甚だ疑問でしょう(通常、住宅ローンの対象物件とは自宅部分が建物の50%を超える案件を指すので)。
行政処分の内容としては、実によくわからないですな。

一方で、監督官庁たる金融庁は、そのトップがかつて同行を絶賛し、他行に対してモデル事例にしていたにもかかわらず、そうした事柄について具体的に責任をとっている姿勢もが見えてきません。不適切な審査判断が多発かつ継続していたのに、検査で見抜けなかった点も同様です。最近になって、創業家ファミリー企業への不正融資問題も取り沙汰されていますが、これだって昨日今日からの取引であったであろうはずもなく、なぜ昔から検査で問題にならなかったのかと。
監督責任をどう考えるのかという素朴な疑問が湧いてきますが、「行政の無謬性」というヤツなのでしょうか。
(上場企業の粉飾決算が発覚した場合、見抜けなかった監査法人に対しては厳しく処分するのに、Wスタンダードでは?…と)
責任を全てスルガ銀側に押し付けている感もあって、何だかなぁ…という感じです。


にほんブログ村 PC家電ブログへ
スポンサーサイト